ガンバ最高！！！
初めて演劇を見に行ってきました〜。
演劇のタイトルは「ガンバ」
ガンバ大阪じゃないよ(笑)
アニメ「ガンバの冒険」のガンバです。
原作は「冒険者たち」という作品名だそうで、そういえばそんなタイトルだったような…。
先月、下北沢のとある中華料理屋さんにチラシが置いてあって、
それが目に入った瞬間に「これは見たい！」と思いました。
ガンバ大好きだし、演劇を見たことがないのもあったので行くことに決めました。
妻も演劇をみるのはすごく久々みたいで楽しみにしてたみたい。
演劇をするのは「color child」(カラーチャイルド)という劇団で
http://www21.ocn.ne.jp/~toysfact/
有名なのか無名なのかも全くわからないんだけど、
何も調べないで行くのもけっこういいことあったりするし、あえて何も調べず。
場所は池袋シアターグリーン。
名前は聞いたことがあるので、すごく楽しみにして行ったところ
けっこう小さめのビルにいくつかホールがある、といった具合。
これが「小劇場」って呼ばれるものなのかな？
入り口で劇団員の方(?)にチケットを切ってもらい、プログラムをもらってホールのほうへ。
すぐに開場時間になったのでホールへ入りました。
ホールは想像していたより小さい！
ただ、いつもサッカー場の座席で試合を見ているのと比べると座席の傾斜が半端ない。
これがサッカー場だったら、転げ落ちるくらいの角度。
でも、すごく見やすそう。
舞台の広さも小さくてほんとコンパクト。
何人くらい入るんだろう。200人くらい？
自分の座席はちょうど役者さんと目の高さが同じくらいのど真ん中。
すごくいい席！
開演までの時間はプログラムやほかの劇団のチラシを見たり。
ホールに流れる音楽には劇団員がガンバの役者となってホールでの注意事項を
おもしろおかしく読み上げていて、すごくいい雰囲気！
ガンバやほかのキャラクターから「ネズミは携帯電話の音が苦手です。」とか言われたら
絶対携帯電話の電源切っちゃうよ(笑)
マリノスケが注意を促したら、子供は絶対言うことききそう…、とか少し思ってみたり。
いよいよ、開演。
ガンバの冒険は小さいときに見ていて、高校生くらいのときの再放送も見てたので
おおよその話はわかっていて、それでも人間がネズミを演じるとどうなるのかな〜って
すごく期待しながら見てました。
冒頭、すごく悲しいシーンから始まるんだけど、このシーンでもう話と役者さんの声、動きに没入。
言葉にすると簡単だけど、「すごい！すごい！」と感動。
小さい舞台で繰り広げられる役者さんたちの躍動感を出す演出に見とれました。
ガンバはけっこう暗いイメージが残っているんだけど、
途中途中はけっこう明るい部分もあったりしていて
そいういう部分は、劇団の人たちが現代風にアレンジしたり
お笑い的な要素を取り入れてみたりして、そのアレンジもぴったり。
映画館じゃこんなに笑わないだろ〜というくらい、この舞台では笑いました。
最初に悲しいシーンがあって、次に笑えるシーンがあって、このホールに一体感が生まれて、
キャラクターや劇団員さんたちの細かい仕草、表情にはまっていく感じがすごく心地よかった。
劇団員さんたちのチームワークの良さと芝居への情熱。
役者さんの雰囲気がアニメで見た世界観にはまっているのにそこからまた新しい感覚が広がる感じ。
舞台ってこういう感じなんだ〜って、全部初めてのことだからすごく新鮮で感動だったよ。
話は徐々に真剣になっていって、最後にむかっていくにつれ身を乗り出してしまうほど。
ガンバのエンディングがどういうものかアニメで見て知ってるのに、
涙が出てしまってホント感動しました。
話の内容を知ってて涙を流すなんてなかなかないよ。
今日は役者さんたちの気持ちの入った舞台にただただ感動しました。
帰りの電車もずっと興奮してガンバと舞台について語ってました。
演劇いいね！
