サヨナラアキラ

東京の右サイド加地がガンバへの移籍を発表した。
思えば、ぼくが東京を好きになったときに右サイドをしていた
小林稔という選手が１７番をつけていて、ぼくが唯一持っている背番号入りのレプリカはそれだけで。

2002年の５月頃のガンバ戦で東京は5-0かなんかでけちょんけちょんにされた試合があった。
その試合で右サイドに出ていたのが小林稔選手。
でも大敗した次の試合から小林選手ではなく、加地というセレッソから移籍してきた選手が出るようになった。
内心、小林選手の番号をつけているぼくは加地選手よりも小林選手をどうにかして
使ってほしかったが、その後、ずっと加地選手が起用され定着していった。
そして、小林選手は2002年末に非契約になった。
ぼくが東京を好きになったのはロペスと小林稔選手がいたからなんだけど
小林稔選手のポジションを奪った加地選手が、あの頃代表のレギュラーに成長するなんてとても考えられなかった。
そんな選手にポジション奪われたんだから、今では小林稔選手だって納得しているかもしれない。
それから３年。
好きだった小林稔選手からポジションを奪った加地選手が東京を出て行く。
まだまだ東京での加地選手、東京からワールドカップのピッチに立つ
初めての選手としての加地選手を見たかったが、残念ながらそれはかなわなかった。
代表選手の移籍でまたひとつ時代の区切りかな、と感じました。

ナビスコカップ決勝戦のPK戦。
加地のゴールしびれたよ。
SOCIO DAYでの加地の笑顔も桁違いにかっこよかったよ。
移籍しても、駒野や徳永に代表の右サイド奪われないで絶対ドイツのピッチに立ってくれよ！